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官民コラボ

地域が持つ文化や
自然環境特有の色に着目

一般社団法人日本地域色協会

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一般社団法人日本地域色協会

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地域文化の継承と振興及び地域社会の発展を目指し、地域が持つ文化や自然環境特有の色、色名称・物語で定義し、これを日本全国及び世界へ普及させる事業を行っています。

担当者:竹村 育貴

E-mail:info@1116nippon.net

いいイロにっぽん

連携したことのある自治体
岩手県宮古市

候補色の作成や色決定までの仕組みづくりを担当

宮古市と一般社団法人日本地域色協会は、宮古市のシティプロモーションの一環として地域資源を「地域色」として定め、活用を広げる取り組みを協働で実施。令和3年度は、「浄土ヶ浜」をテーマに「浄土ヶ浜のいいイロ」を決定しました。色の決定にあたっては、候補色の選定から決定まで市民参画を意識。有識者や関係者へのヒアリングに始まり、市の広報やHPなどを通じた候補色の募集、絞り込み、決定までの全ての過程に市民参画を実現。市は、主にこの取組みに対する市民への参画のアプローチを担当。協会は、候補色の作成や色決定までの仕組みづくりを担当。広報等については、全体を通して市と協会が協働で行いました。

最終投票は市民だけではなく、全国各地・海外から投票が

色の決定に際しては、その過程により多くの市民に参画してもらうことを意識しました。候補色やストーリーの作成にあたり、今年度のテーマである「浄土ヶ浜」の関係者にヒアリングを実施。候補色の色やストーリーと地元住民のイメージに乖離が出ないように工夫しました。また、候補色の募集や投票にあっては、持参、郵送、インターネットなど、複数の方法を用意し、宮古市以外の方でも参加できるような仕掛けとしました。最終投票は、市民だけではなく、全国各地から投票があったほか、海外からも投票があるなど、関係人口に対する新しいアプローチとなりました。

市のシティプロモーションとして地域色を活用

一般社団法人日本地域色協会が市内の企業と取組みを開始したことを契機として、宮古市との協働について検討を開始。検討の結果、市のシティプロモーションとして地域色を活用していくことが決定し、市と協会が協働して事業実施することとなりました。この取り組みにおいては、地域色の決定に係るプロセス及びその活用により、コロナ禍において県境を跨いだ移動が制限される中、東日本大震災を契機に宮古市と関わりを持った方や地元を離れている出身者に向け、震災からの復興や宮古市の「元気」を発信していくことを目的としました。併せて、市民のシビックプライド醸成に寄与することを期待し、取組に市民参画の機会を多く設けることとなりました。

市内での活用の広がりを期待

決定した色は、宮古市の広報誌の刷色に使用しました。今後は、令和4年夏に完成予定の浄土ヶ浜遊覧船の船体カラーとして使用するほか、ふるさと納税の返礼品としての活用などを予定しています。

また、既に市内企業等が、ライトアップカラーを「浄土ヶ浜」の色に変更する、HPに色を活用する等の自発的な動きがあるほか、市民より色の使用について複数問い合わせがあることから、商店街のフラッグへの使用等、市内での活用の広がりが期待されます。

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