
官民コラボ
応援キャンペーンで飲食業者を支援
まきばプロジェクト
住宅地
事業者支援
まきばプロジェクト
コロナ禍で苦境に立たされる飲食業者を支援
新型コロナウイルス感染症の影響で外出の自粛が続き、持ち帰りや宅配の需要が高まる中、コロナ禍で苦境に立たされる飲食業者を支援するため、伊勢崎市役所と連携し、市役所庁舎内で職員を対象とした、事前注文方式による弁当販売を行いました。
また、飲食店情報のまとめサイトを立ち上げ、市に加えて伊勢崎商工会議所や群馬伊勢崎商工会と連携を図り、官民連携による飲食店応援キャンペーンを展開しました。
なお、弁当販売においては市内飲食事業者と伊勢崎市との仲介役を務め、事業者の募集を行ったうえで週1~2度の販売事業者とメニューの選定を行い、市は販売場所の確保や当該メニューを庁舎内職員に周知し注文内容の取りまとめを行いました。

新たな経済活動の場を求める飲食業者には頼みの綱となる場所
実店舗を持たない事業者や作家に経済活動の場を提供するストリートマーケットを2015年に開始して以来、これまでも市とは連携を図ってきました。
新型コロナウイルス感染症のまん延により、ライフスタイルや働き方、価値観が変化する中で、今こそ同じ地域に住む者同士が手を取り合い、チャレンジする時だと感じ、特に大打撃を受けた飲食業界への重点的な支援により、卸売業者、生産者、その先まで支援の輪が広がるとの思いから、この事業に着手しました。
市職員向け弁当販売について、公共空間での経済活動はこれまでタブー視されていましたが、新たな経済活動の場を求める飲食業者には頼みの綱となる場所であろう、と考えて市担当課との連携を進めました。

地域づくりに取組む団体に伝えたい
市職員向け弁当販売について、本来、弁当の提供は仕出し弁当の営業許可が無いと実施できないものですが、今回、完全事前注文の出前形式を採用することで、保健所の許可を得ました。なお、本事業は事業費が0円で持ち出し経費もないことから、「各々ができることを持ち寄ることで、補助金に頼らなくても地域のための取組みは生み出せる、そういう事例はまだまだ他にもたくさんある」と同じく地域づくりに取組む団体に伝えたいと思っています。
なお、弁当販売は売上が昨年度実績で800万円を超え、出店した飲食業者や市職員からも大変好評を頂いています。

地域住民の自治意識が醸成されるものと期待
より多くの事業者が新たな経済活動にチャレンジする機会を提供するため、引き続き市や商工団体と連携し、公園や駅前広場などの公共空間を活用したマーケット事業に本年度から取り組んでいます。
特に、空洞化や高齢化が進む中心市街地の駅前広場でのマーケット事業を定期開催するにあたり、前述団体との連携による市街地活性化に加え、市民活動に取組む新たな団体との連携を通じて、地域住民の自治意識が醸成されるものと期待します。
