事業紹介

市制50周年記念事業
「みんなでつくる多摩市オンライン文化祭」

東京都多摩市

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事業の概要

市制50周年記念事業<br>「みんなでつくる多摩市オンライン文化祭」
  • 事例集番号

    -

  • 地域未来構想20

    ⑫文化芸術・スポーツ・コンテンツビジネス

  • 事業実施時期

    令和2年8月~令和2年11月

  • 総事業費

    10,000千円

令和3年の多摩市市制施行50周年を祝う事業の一つとして、令和2年11月7日に市内小中学校・団体の活動の様子を動画サイト3チャンネルで7時間LIVE放送する「みんなでつくる多摩市オンライン文化祭」を開催。同日開催のイルミネーション点灯や花火打ち上げ、無観客のライブ演奏・盆踊りを生中継したほか、各出演団体が事前収録した合奏や演劇の様子を組み合わせた全46のコンテンツを配信。市内で中継を行う、視聴者コメントを司会者がその場で紹介する等リアルタイムで楽しめる「新しい日常」に対応した市民参加型文化活動発表の場を創出。50以上の学校・団体、のべ1000人以上が出演。視聴者数は22000超。また、オンラインに不慣れな高齢者を対象に、団地商店街の屋外スペースにパブリックビューイング会場を設営し、近隣の子どもたちと一緒に視聴する、その様子を生中継するといった、新しい多世代コミュニケーションの機会を設けた。

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事業の背景

新型コロナウイルス感染症で中止になった市内地域イベント、文化祭、学校行事等の代替として「対面接触を前提としない」オンラインでの活動発表の場を用意。緊急事態宣言を受け、地域の活動団体や学生等からの、文化祭ができない、発表の機会がない、モチベーションが保てないなどの声を受け、若者による街の魅力づくりプロジェクトである多摩市若者会議や市制施行50周年記念市民事業実行委員会のメンバー等とともに企画運営。

  • 有識者コメント

    中川 寛子
    東京情報堂
    代表
    中川 寛子
    この取組を面白いと感じた理由

    他の事業の多くが実用的で役に立つものであるのに対し、住民が参加、楽しめるものであったという時点で多摩市の事業は目を惹いた。動画サイト3チャンネルで7時間のライブ放送、50以上の学校・団体ののべ1000人以上の参加、視聴者数が2万2000以上ということからかなりの規模の、多くの市民が参加したことが伺える。
    事業の成果として数字だけが絶対と思うべきではないが、数字で表せるものはきちんと表すべきだろうと思う。行政の事業のうちにはそのあたりを無視したものが見受けられるが、多摩市の事業はその点からも興味を持った。


    この取組で特に注目してほしいポイント

    オンライン配信のイベントではあるものの、特徴はライブ演奏や盆踊りなどリアルに行われたものの生中継あり、事前収録あり、加えて市内での中継では視聴者のコメントをその場で紹介するなどリアルを上手に盛り込み、オンラインとリアルのハイブリッドである点。
    同様に高齢者に配慮、屋外スペースで近隣の子どもたちと一緒に楽しめるパブリックビューイング会場を設営するなど、多様な参加者への配慮も大きなポイントだと思う。
    オンラインでのイベントとなると、すべてをオンラインでと考えがちだが、世の中にはまだまだついていけていない人もいる。どのような形であってもできるだけ多くの人が参加しやすいよう配慮があってしかるべきだろう。


    この取組と組み合わせたら相乗効果のありそうな取組

    今回は市制50周年ということで大掛かりなイベントだったが、オンライン発表は学芸会や運動会などといった学校行事、地元の祭りその他にも向くはず。今回のイベントを1回限りにせず、日常的にオンラインでの発表場所を作ることで住民の参加意識、子どもたちのやる気を高め、高齢者のオンライン苦手意識払拭ができれば未来の街づくりに資するものになると思う。


    この取組をおススメしたい自治体

    規模が大きく住民の帰属意識が醸成しにくい自治体、集落同士が離れていて日常的に交流がない自治体、住民層が高齢者、若者で二極化している自治体、まだ歴史の浅い自治体などに向くように思う。イベントに参加することで一体感を感じてもらえれば、それによって多少なりとも住民間の間隙が埋められ、帰属意識が深まるのではないかと期待するからである。


    この取組に期待すること

    初めての開催としては良い結果を残すことができたのではないかと思うが、今後、規模は違っても同種のイベントを重ねることで住民間、特に多世代間のコミュニケーションがより深まることを期待したい。また、市制50周年と若い街でもあり、こうした他にないイベントを重ねることで住民が自分たちで多摩市らしさを発見、それを一体となって育てていくことに繋がれば面白いとも思う。


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