事業紹介
地域通貨促進事業
大阪府河内長野市
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- 活用事例集事業
- 地域未来構想20
- オープンラボ
事業の概要

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事例集番号
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地域未来構想20
⑲商品券・旅行券
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事業実施時期
令和3年4月~令和4年3月
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総事業費
44,580千円
河内長野市では、本市シンボルキャラクターであるモックルにちなみ、「モックルコイン」という名称の電子地域通貨を活用し、地域通貨促進事業に取り組んでいます。
モックルコインは、付与対象活動等への参加により取得できる仕組みを採用しています。具体的には、本市の宿泊施設や観光施設の利用に対して付与される観光ポイント、シティマラソンなど健康増進に繋がる市主催事業や地域活動に参加することで付与される健康ポイントやボランティアポイントなどのメニューを設けており、観光誘客や地域活動の活性化を促進しています。
獲得したモックルコインは、市内加盟店(中小企業)で1ポイント=1円で利用することができ、総額3,620万ポイントを市内に流通させることで、地域経済の活性化も一体的に図っています。加盟店の一つである道の駅では、本市のお土産や特産品などがそろうため立ち寄る方も多く、本市観光周遊にも繋がっています。
事業の背景
新型コロナウイルス感染症の影響により、地域活動は停滞し、地域経済は大きな打撃を受けていました。
そこで、地域経済の活性化を図るため地域通貨を導入するとともに、観光や域内消費の促進・地域活動の活性化を一体的に図ることができるよう、地域通貨は、宿泊・観光施設の利用や対象となる活動への参加で取得できる仕組みとしました。そうすることで、本市への観光誘客、地域活動における活動再開や担い手発掘のきっかけづくり、コロナ禍における市民の健康づくりなどを促すことに繋げています。