事業紹介
教育旅行カーフェリー体験事業
宮崎県宮崎市
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- 活用事例集事業
- 地域未来構想20
- オープンラボ
事業の概要

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事例集番号
91
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地域未来構想20
⑱新たな旅行
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事業実施時期
令和3年9月~令和4年3月
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総事業費
3,510千円
本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、行先や内容が制限されるなど規模の縮小を余儀なくされた小・中学校の教育旅行を対象として、本市への教育旅行を誘致することで、長距離フェリーの利用促進を図ることを目的とした事業。修学旅行や遠足などの体験メニューとして、長距離フェリーの体験航海に係る経費を助成した。
実施主体は宮崎港振興協会で、体験航海では出入港の様子や屋上デッキ、客室、レストランなどの船内見学を行った。
また、通常、宮崎カーフェリーは、夕方に宮崎を出発または早朝に宮崎に到着する便のみだが、今回は日中停泊している時間を活用して本事業が実施された。
なお、学校側には事前に宮崎港振興協会が作成した宮崎港の働きに関するDVDを渡し、それを見て乗船してもらうことで、港が果たす役割などについても理解を深めてもらうなど、教育的な面でも大きな意義があったものと考える。
事業の背景
小中学生の教育旅行については、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、県外から県内へと訪問先の変更を余儀なくされた状況。このような中、新型コロナウイルス感染症関連事業として長距離フェリーの体験航海を教育旅行の学習メニューに加えることで、宮崎市内での宿泊数の増加をはじめとした経済波及効果や市の魅力発信が期待できるものと考えたところ。さらに、体験航海を通して、宮崎港や長距離フェリーの役割について理解を深めてもらうとともに、将来的に長距離フェリーの利用者の増加にもつなげたい、という思いから実施したもの。